【剣道】週一稽古で七段昇段!実際にやった5つのこと【体験談】
と思ったりすることないですか?
僕自身、七段審査には5度不合格になる中で、同じように思いました。
しかし、不合格になる中で気づきを得て、取り組みを変え、こつこつ積み重ねました。
その結果、6度目の挑戦でなんとか合格することができました。
目標にしていた30代で合格できたよ!
今回は当時僕が七段昇段に向けて取り組んだことを紹介します。
- 週1回の稽古の質を上げる
- ほぼ毎日家で素振り
- 平日夜にランニング
- ほぼ毎日ランジトレーニング(踏み込み)
- 審査に向けた勉強をする
七段に限った話でもないので、昇段審査で悩んでいる方はぜひ読んでみてください。
1.週1回の稽古の質を上げる

七段を受審し始めた時の僕の稽古頻度は、月2~3回でした。
その状態で挑んだ1回目の審査はボロボロでした。
審査相手は2人とも警察特錬でした(2人とも合格しました)。
日常的に稽古している相手に対し、すべてが劣っていました。
稽古量を増やそうと思っても、週1回までが限界でした。
そもそも、平日に稽古する環境がなかった。。
稽古量ではどうやっても勝てない。。
であれば、せめて稽古の質を上げる必要があると考えました。
具体的には、こんなことをやりました。
- 発声は全力で
- 切り返し、基本打ち、打ち込み、かかり稽古などを意欲的に
- 審査を意識した地稽古
- 稽古日誌で振り返り
特に、稽古日誌をつけたのは良かったです。
稽古で得られた気づきを次回の稽古に活かせるようになりました。
PDCAがちゃんと回るようになった感じ!
2.ほぼ毎日家で素振り

初挑戦で自分と合格者との差を感じる中で、特に感じたことがありました。
合格者に比べ、自分は全然竹刀が振れていない。。
ということで、稽古はできなくても家で素振りは毎日やることにしました。
家での素振りは過去何度も挫折した経験があったので、続くようにいろいろ工夫しました。
- 竹刀を手に取りやすいところに置いておく
- 1本だけでもいい。できなくてもまた始めたらいい
- 素振りであればなんでもいい
- 室内でできる工夫(蹲踞姿勢でやる、短い木刀でやる)
- 目標(いつまでに通算何本)を決めて記録アプリで記録
- 記録アプリのスクショを週1でX投稿
とにかく日々のハードルを下げて、継続することに重点を置くことにしました。
そうすることで、腰が重い時でもなんとか継続できたり、できない日があっても翌日再開することができて、途切れずに継続できました。
使うものも普段使用する竹刀以外に、気分でいろいろ使い分けていました。
- 普段使用する竹刀
- 小判型の竹刀
- 柄極太の竹刀
- 重い櫂形木刀
- 剣道形で使用する木刀(大刀)
- 片手素振り用の短い木刀
特に片手素振り用の短い木刀は使い勝手が良くお気に入りです。
やる気が出ない時でもこれを10本振るくらいなら簡単にできます。
短いので立ったままでも天井にぶつからず、いろんな素振りができる点も良いです。
また、目標を定めてアプリで記録していたのも良かったです。
目標は、「通算○○本」って設定すると、できなかった日があってもリカバリー可能です。
ちなみに僕が使用していたアプリはこちら(iPhoneしかなさそうです)。
別に記録ができれば何でもいいです。
また、週1でアプリ画面のスクショを撮り、Xに進捗を投稿するのも良かったです。
リアクションがもらえると励みになりますし、投稿するからちゃんと振ろうと思えました。
結果、七段に昇段した2024年は1年間で7万本振ることができました。
日割りで計算すると1日200本未満ですが、やるのとやらないのとでは大きな差です。
3.平日夜にランニング

素振りをして竹刀をそれなりに振れるようになると、今度は竹刀の振りに足がついてこない感じがしました。
やはり下半身を鍛えねばと思い、ランニングをすることにしました。
尊敬する先輩七段もランニングしてたしね!
とはいえ、僕は昔からランニングが続いたことがない人間です。
今度こそ継続するために、少しでも日々のハードルを下げようと考えました。
- 仕事帰りに通勤用の服+靴(スニーカー)で
- 仕事用のリュックを背負って
- 会社の最寄り駅から次の駅までの区間(約1km)だけ
- ペースは気にしない(だいたい軽く息が上がる程度)
- 雨の日や荷物が多い日、在宅勤務の日などはなし
- 走ったらアプリで記録
正直、ランニングしてる人には見えなかったと思います。
ちょっと急いでる人って感じ!
ただ、ハードルが下がった分、継続しやすかったです。
月の半分くらいは走ることができていました。
七段審査に合格するころには、下半身が安定してきた実感もありました。
なかなかランニングが続かない人は参考にしてもらえると嬉しいです。
4.ほぼ毎日ランジトレーニング(踏み込み)

僕の得意技は跳び込み面です。
審査でも捨てきった跳び込み面が打てるようになろうと考えて、ランジトレーニングを積極的にしようと考えました。
要は、腰を落とした踏み込みです。
ランジトレーニング(踏み込み)をすると、股関節が前後方向に柔らかくなります。
股関節が前後方向に柔らかくなると、足が速く大きく開くようになります。
つまり、速く大きく踏み込めるようになります。
また、太もも等の筋力アップにもなるので、下半身の安定感も増します。
↓は、剣道におけるランジトレーニングの効果を調べた論文です。
本研究で検討したランジトレーニングは,右足の踏み込み距離,地面反力の最大値,脚伸展パワーの最大値及び最大開脚距離を有意に向上させ,左足の引き付け速度を高めることによって打突後の動作を素早く改善することが明らかとなった。
ということで、学術的にも効果ありということです。
僕の場合、毎日の素振りの中でなるべく踏み込み素振りもするようにしてました。
他にも、廊下を歩くときにランジみたいに腰を落として歩いたり、早起きしたときには散歩がてら公園に行きランジをしていました。
この積み重ねが、審査での捨てた跳び込み面につながったのだと思っています。
5.審査に向けた勉強をする

実は、僕は昇段審査に対して、どこに気をつけたらいいか良く分かっていませんでした。
なんとなく、こんな剣道が良いんだろうなぁって感じ
昇段審査に対して理解を深める必要があると考え、勉強をしました。
- 昇段審査の寸評を読む
- 昇段審査に向けた書籍を読む
寸評を読む
寸評は六段・七段審査会と、八段審査会において、審査員の先生が、
- 審査員の先生から見て受審者たちがどうだったか?
- 不合格者には今後どういったことに気を付けて稽古をしてほしいか?
といったことを書いてくれています。
非常に勉強になるので、受審者以外もぜひ読んでみてください。
↓の記事は六・七段と八段の審査会日程のまとめですが、開催された審査会のリンク先に寸評も載っています。
書籍を読む
昇段審査に向けた書籍もいくつかあります。
全部を読み漁る必要はないですが、1~2冊読んでみるのも良いと思います。
僕は、この2冊を読みました。
「剣道審査員の目」は、尊敬する先生も執筆されており、その先生の考えを知りたいと思って読みました。
「悩める剣士に贈る 剣道昇段審査合格術」の方は、著者である吉山満先生が、長年昇段審査に関わる中で得た合格のためのノウハウを「六段・七段を目指す一般社会人」に向けてまとめたものと聞いて読みました。
まさに自分のための本だ!
他にも昇段審査に向けた書籍はあるので、気になったものを読んでみてはどうでしょうか。
目標達成に向けて

今回は週1回の稽古頻度でも七段合格できるように僕が取り組んだことを紹介しました。
取り組みの結果合格したので、僕にはこの方法が合っていたのだと思います。
- 週1回の稽古の質を上げる
- ほぼ毎日家で素振り
- 平日夜にランニング
- ほぼ毎日ランジトレーニング(踏み込み)
- 審査に向けた勉強をする
良いかもって思ったものがあれば、ぜひ取り入れてみてください。
以上です。ありがとうございました。

