雨の日は子どもの自転車送迎が大変ですよね。
我が家では2人の子どもを自転車に乗せて保育園へ送迎しています。
もちろん、雨の日も自転車です。
これまでの経験から、雨の日の自転車送迎を快適にする方法をご紹介します。
結論はこちら↓
- 電動自転車で傘はささない&ハンドルにかけない
- 【自転車】子どものレインカバーとハンドルカバーはつけっぱなし
- 【子ども服装】雨がっぱ+長靴
- 【大人服装】降っている時、降るか微妙な時で分ける
- 豪雨や強風の時は自転車以外の方法も検討する
子どもを乗せるなら絶対に電動自転車
これは雨の日に限った話ではないですが、子どもを乗せて走るなら絶対に電動自転車をおすすめします。
別に家の周りは坂道はないから電動じゃなくても大丈夫でしょ!
と思う方もいるかもしれませんが、よく考えてください。
一番バランスを崩しやすいのは最初の1こぎ目です。
例えば、信号待ちで止まって、青になったので再スタート。
その瞬間にバランスを崩して転倒する場面を目撃したことがあります。
電動自転車はその危険な1こぎ目を強力にアシストしてくれます。
もちろん、上り坂でも大活躍です!
また、最初は子どもも小さくて軽いですが、日に日に成長して重くなります。
最初は一人だけだったのが、二人乗せるようになるかもしれません。
そうすると、バランスをとるのが難しくなってきます。
転倒事故を防ぐ意味でも、電動自転車を強くおすすめします。
ちなみに我が家ではPanasonicのギュット・クルーム・DXを使用しています。
大人と前のチャイルドシートとの距離が空いているので運転しやすいです。
今は後ろのシートを追加して子ども2人乗せてます!
追加したシートはこちら↓。メーカー純正品より安かったのですが不満なしです。
3年保証もあって安心です。
超危険!傘はささない&ハンドルにかけない
傘さし運転は絶対NGです。
そもそも、道路交通法71条と都道府県条例で禁止されています。
当然、一人で乗っている時もダメですが、子どもと一緒の時は本当に危険なのでやめましょう。
両手でハンドルを握って、しっかりバランスをとって、止まるときはブレーキをしっかり握ってください。
また、傘を広げていると風にあおられてバランスを崩しやすいです。
ですので、自転車に傘を固定して走行するのもやめましょう。
実はこれも法律・条令違反です!
また、自転車に乗る時にハンドル等に傘をかける人もいるかもしれませんが、これも非常に危険です。
ふとした拍子に、傘が車輪に巻き込まれます。
電動自転車の場合、電動アシストによって巻き込んだまま強引に進んでしまうので、ほぼ確実に転倒します。
自電車を乗る時は親子ともレインウェアを着用し、傘は持たないようにしましょう。
自分と子どもの命にかかわるよ!
【自転車】チャイルドシートのレインカバーはつけっぱなし
雨の日に乗るなら、チャイルドシートにレインカバーは必須です。
子どもを雨から守るのは当然ですが、荷物を濡らさないためにも必要です。
そのレインカバーをつけっぱなしにしておきましょう。
つけっぱなしにするメリットは多いです。
けど、レインカバーをつけっぱなしにしておくと劣化が早くなりそう…
という不安もあるかもしれません。
確かに、つけっぱなしにしておく方が毎回外す場合より劣化は早いでしょう。
しかし、カバーのビニールは厚手なので、そう簡単には劣化しません。
わが家でも1回買い替えましたが、買って3~4年後くらいのことです。
小さくあいた穴を、子供が指で広げたよ!泣
まあ、許容できるレベルではないでしょうか?
これ以上の寿命を望むより、手軽さを重視しましょう。
想像してみてください。
朝の忙しい時に、駐輪場で子どもを見ながらカバーの取り付けができますか?
という人には厳しいと思います。
レインカバーは付けっぱなしが絶対におすすめです。
我が家の自転車に使用しているレインカバーを紹介します。
前席はパナソニックの純正品を使ってます(現在は2代目)。
ギュットクルーム付属のサンシェードに取り付けるよ!
後席はLittle Kiddy’sのものです。
【自転車】ハンドルカバーもつけっぱなし
ハンドルカバーも雨の日に大活躍します。
雨以外でも活躍するので、これもつけっぱなしがおすすめです。
我が家で採用しているハンドルカバーは↓です。
取り外し可能なボアがついており、真冬でも手袋なしで運転できます。
【子ども服装】レインコート+長靴が楽
子どもには傘は持たせずレインコート+長靴がおすすめです。
傘があると、自転車に乗りおりする際にもたついて濡れてしまいます。
また、走行中に邪魔になります。
傘をハンドルにかけるのは絶対ダメ!
一方、レインコートの場合はそのまま乗り降りできます。
雨が強ければ強いほど、この差は非常に大きいです。
傘は徒歩移動の時だけにして、自転車の時はレインコートがいいです。
子供用レインコートはいろいろありますが、我が子はこれ↓を着ています。
スナップボタンを外すと背中部分が広がるので、荷物を持った上からでも着れます。
これなら自転車の乗り降りもスムーズ!
また、靴は長靴がおすすめです。
靴に防水スプレーをしておくのも手ですが、それだと不十分です。
子どもは自分から水たまりに突っ込んで行ったりもします。
ズボンのすそや靴下まで守りたいなら、断然長靴です。
長靴の時に気をつけることは、スニーカーに比べて歩きにくいということです。
スニーカーのようなベルトはないので、サイズが大きいとすぐ脱げてしまいます。
しっかりとサイズ合わせをしてあげましょう。
大きい場合はインソールを入れてあげよう!
我が子はこれ↓を履いてます。
カラーバリエーションが豊富なので、子どもが選んだ色を買うようにしています。
サイズが変わるたびにリピートしてる!
【大人服装】降っている時、降るか微妙な時で分ける
お次は大人の方の服装を見ていきましょう。
ポイントは雨の程度によって2種類を使い分けることです。
【大人服装】降るか微妙な時は撥水ウェア+防水シューズ
降水確率的に降るか降らないか微妙な時って悩みますよね。
まだ降ってないのにレインウェアを着るのはちょっと大げさだし…。
かといって何も対策していないと、降ってきた時にびしょ濡れになるし…。
そういう時は、微妙な天気の時用の服装を1着準備しておくと解決です!
すぐ服装が決まるので時短にもなります。
こんな感じ↓がおすすめです。
- 撥水or防水機能付きの上着
- 撥水機能付きのパンツ
- 防水シューズ
撥水or防水機能付きの上着
上着は撥水機能、もしくは防水機能の付いたものを用意しましょう。
防水機能付きの上着とは、例えばアウトドアブランドのマウンテンパーカーなどです。
急などしゃ降りの時でもしっかり雨を防いでくれます。
しかしその分、生地は厚手で夏場は蒸れがちです。
対策として、透湿性の高い生地だったり、脇にベンチレーション(ファスナー)がついているものもあります。
また、防水機能タイプのものはどうしてもアウトドア色の強いデザインが多いです。
防水機能タイプをおすすめするのはこんな↓人です
- 長距離を自転車で移動する人。
- 雨をしっかり防ぎたい人
- アウトドアファッションが好きな人。
一方、撥水機能タイプはアウトドア以外にもいろんなデザインのものがあります。
もちろんアウトドアテイストのものもあります。
生地は比較的薄手で、夏場でも着やすいです。
しかしながら、雨に対する防御力は防水機能に比べて弱く、次第に水が染みてきてしまいます。
撥水機能タイプはこんな人↓におすすめです。
- 自転車移動は近距離がほとんどの人
- 多少濡れるのは構わない人
- アウトドアっぽくないデザインが好きな人
ちなみに僕は防水機能の付いたこちら↓を着ています。
暑い時は脇のファスナーを開けて通気性をよくしています。
それでも暑い時は、晴れている間は小さくたたんでバッグの中にしまってます。
そして降ってきた時だけ着るようにしています。
撥水機能付きのパンツ
上着の次は下、ズボンです。
下は撥水機能付きのパンツをおすすめします。
防水機能付きはおすすめじゃないの?
と思う人もいるかもしれません。
雨が降るか降らないか微妙な時に防水機能付きパンツはおすすめしません。
というのも、見た目がレインウェアっぽいのがほとんどだからです。
実際、レインウェアとして作られたものばかりです!
撥水機能であれば、いろんなデザインのものがあります。
最近は撥水機能付きのスーツだってあります。
撥水機能に加えて速乾機能までついてるとなお良いです。
もし雨が強くて濡れてしまった時もすぐに乾きます。
僕は雨が降りそうなときはいつもこれ↓をはいています。
撥水+速乾で濡れにくいし濡れてもすぐ乾きます。
また、ストレッチが効いてて自転車がこぎやすいです。
薄いので真夏でもOK!
靴は防水シューズ
靴は防水のものにしましょう。
雨に当たりやすいし、地面も濡れているので、撥水程度じゃすぐに濡れてしまいます。
靴は一度濡れるとすぐには乾きません!
普通の靴に防水スプレーをするのも手ですが、定期的にスプレーをする必要があります。
でないと、次第に防水機能が低下して、肝心な時に水が染みてきてしまいます。
また、防水スプレーをしてても縫い目から水が染みてきます。
初めから防水シューズを用意する方がおすすめです。
防水シューズに防水スプレーをしておくと最強です!
防水シューズはスニーカーや革靴など、いろんなタイプのものがあります。
休日用や通勤用など、場面に応じて複数持っておいてもいいかもです。
僕が履いている防水シューズはこれ↓です。
シンプルな見た目で使いやすいです。
防水機能もばっちりですし、濡れたタイルの上でも滑りにくいです。
さすがアウトドアブランドのColumbia!
【大人服装】しっかり降っている時はレインコート+レインパンツ+長靴
雨がしっかり降っている時はしっかり対策をしましょう。
我が家の場合はこんな感じ
- 上下セパレートタイプのレインウェア
- フードの下にレインバイザー
- 靴は長靴
背面にスリットのあるレインコート+レインパンツで完全防備
雨が強い時はレインコートだけでなくレインパンツもはくのがおすすめです。
もちろん、レインコートだけの方が脱いだり着たりは楽です。
ですが、それで自転車をこぐと、どうしてもひざ下が濡れてしまいます。
ひざ下が濡れると、そこからつたって靴下も濡れてしまいます。
最終的には靴も内側から濡れてしまいます。
そうならないように、レインパンツも用意しておきましょう。
裾は少し長めの方が自転車でひざを曲げた時も足元を雨から守ってくれます。
裾にベルトがあると自転車に乗る時に邪魔になりにくいです。
また、レインコートは背面にスリットのあるものがおすすめです。
リュックを背負ったまま着れるので、荷物が濡れる心配もなくなります。
荷物がないならマウンテンパーカーとかでもいいよ!
自転車に降りた後に電車にも乗るような場合には、
- レインコートは街着っぽく羽織れるもの
- レインパンツは折りたたんで収納できるもの
にするのがおすすめ。
そうすれば、駅に着いたらレインパンツだけ脱いで収納したらOKです。
子どもを保育園に送迎した後、そのまま電車で出勤!という時もいい感じです。
コートもパンツも折りたたむと、ちょっとかさばっちゃう…。
具体的には、こんな感じのやつです。
夫婦兼用にして自転車に乗る方が着ているよ!
フードの下にレインバイザーで視界確保
レインコートを着て自転車に乗る時に注意したいのは、フードで視界不良になることです。
後方確認しようとして振りかえっても、フードが邪魔で見えない場合があります。
これは非常に危険です!
アジャスターを調整して、首の動きにフードがついてくるようにしましょう。
また、雨自体でも視界不良になりやすいです。
特に眼鏡をかけている方は要注意!
強い雨の時はレインバイザーをつけるのがおすすめです。
女性の場合、化粧が崩れるのを予防してくれたりもします。
我が家が購入したのはこちら↓。
もし視界の悪さを感じるようなら要検討です!
ちなみに先ほど紹介したレインコートは、レビュー投稿でレインバイザーがもらえます。
靴は長靴(レインブーツ)
雨が強い時は長靴をはきましょう。
ある程度長さのあるレインブーツがおすすめです。
レインブーツはレインパンツの裾で覆う方が濡れなくていいです。
しかし、レインブーツを覆うとなると、レインパンツがかなり太くなってしまいます。
そうすると今度は自転車を漕ぐ時に邪魔になる可能性も出てきます。
難しい場合はパンツの方をレインブーツにインするようにしてください。
うちの奥さんはこれ↓を履いています。
ちなみに僕はあまりどしゃ降りの時に乗ることがないので長靴は用意していないです。
たまに乗る時は防水スニーカーを履いています。
どしゃ降りの時は足首から濡れてます。。
豪雨や強風の時は自転車以外の方法も検討する
台風や豪雨の時は自転車に乗るのは危険ですのでやめときましょう。
同じく強風の時も、バランスを崩しかねないので乗らない方が無難です。
そもそも、外出自体が危険です!
とはいえ、どうしても出かけなきゃいけない時もあります。
その際は、↓のことを一回検討してみてください。
どうしても自転車で行く必要があるなら、ここまでの内容を参考にして安全運転で行きましょう。
雨の日は安全に気をつけて快適な自転車送迎を!
この記事では雨の日に子どもを自転車で送迎する時のポイントを紹介しました。
- 電動自転車で傘はささない&ハンドルにかけない
- 【自転車】子どものレインカバーとハンドルカバーはつけっぱなし
- 【子ども服装】雨がっぱ+長靴
- 【大人服装】降っている時、降るか微妙な時で分ける
- 豪雨や強風の時は自転車以外の方法も検討する
少しでも参考にしていただけたら幸いです。
ありがとうございました。